地球知財

新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年、これまで経験したことのない状況に苦労や困難を強いられた人も多いかと思います。しかし、私たちは今回のパンデミックを世界同時体験学習の機会と捉え、それによって得たことを知恵の財産に変えて未来社会にブリッジをかけていくといった認識を持つことが大切です。そこで今年最後のキーワードとしてお届けするのが「地球知財」です。今必要なのは、世界各地で生まれた新しい知恵やアイデアをグローバルナレッジとして活用していくこと。国や地域の分断を超え、あらゆるケーススタディをクロスさせヒントを受信し合う、そうした共生・共感の輪の中にいることをコロナによって改めて気づかされたといえます。私たちの生活や働き方も一年前とは大きく変化し、社会的実験といえるような新しい行動や方法も取り入れられています。これまで通りのやり方をただ闇雲に踏襲していただけのところから脱却し、自らが考え新しい社会構想力を持って生まれ直していく。未だ感染拡大が続く中、課題解決のトライアルを一層加速させていくためにも「地球知財」の認識が重要です。(2020.12.28)

情報分析/谷口正和・ジャパンライフデザインシステムズ

IMAGINASへようこそ

イマジナスはマーケティングコンサルタントの谷口正和が世の中に溢れる情報をフラットに見渡し、常に社会課題を見つける姿勢持って次なるソーシャルトレンドを見切っていく週刊マーケティングマガジンです。

0コメント

  • 1000 / 1000