私ならこうする

パンデミックという共通体験によって、地球全体が同じ課題を強く持つようになりました。その課題解決に向けて少しでも役に立とうとするなら、一人ひとりが得意領域を持ってそれに挑んでいくことが大切であり、そのことを表しているのが「私ならこうする」というキーワードです。課題に寄り添い、これまでの自己投資や訓練によって積み上げてきた知見や経験を生かして課題解決に取り組んでいく。その際に、業種や業態の違いといったことは一切関係ありません。過去の価値観や縛りを解いて、社会の中にある課題に対してまず手を上げていくことが重要です。例えば現在、様々な企業から多種多様なマスクが展開されていますが、自分たちならどういったものができるかを考える。具体的な課題解決の中で出てくる小さなアイデアや創意工夫が社会を変える大きなファクターとなり、それによって自分自身を次のステージへと成長させていきます。類似した商品ばかりを並べてどちらが安いかで競い合っていた時代から、自らの強みとアイデアによって競い合う時代へと転換しつつある流れをしっかりと認識しておく必要があります。(2020.11.9)

情報分析/谷口正和・ジャパンライフデザインシステムズ

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