変化の隙間

期間延長されていた緊急事態宣言も解除され、より一層一人ひとりが健康、さらに言うと生命に軸足を置いた新しいルールやマナーを意識する必要性が高まっています。そうした「生命の世紀」へと移行する中、今回お届けするキーワードが「変化の隙間」です。従来までとは異なるライフスタイルや働き方によってできた空き時間や空間などをいかに活用していくかが重要であり、社会構造が転換する際にこそ大きなチャンスや可能性が生まれます。変化によって一人ひとりの意識が変われば、これまで惰性で持ち続けていた物や関係性などが切り捨てられ、本当に必要なものが明確になります。未来社会へと継承していくものだけが残っていく取捨選択と言えるようなことも、この「変化の隙間」の持つ意味です。企業活動においても、過去の成功体験に縛られ、従来と同じように利益を追求していても、変化によって生まれた「隙間」を超えることはできません。次の社会に対するビジョンをかかげ、新たな発想力や創造力によって変化の隙間を越えるブリッジをかけることが未来へのスタートアップとして求められています。(2021.3.22)

情報分析/谷口正和・ジャパンライフデザインシステムズ

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