百の細道

大きな変化が次々と起こり、生活者のライフスタイルも劇的に変化しています。だからこそ、生活者に対する新しい提案力が必要であり、企業経営においても、ただ闇雲に一つの事業やサービスを推し進めるのではなく、仮説検証を繰り返しながら新しい道筋を探っていくことが求められています。それを実現するためには、イノベーションを生み出すアイデアや仕組みづくりが求められますが、そうした発想力は一朝一夕でつくられるものではありません。例えば、1つのテーマで100のアイデアを出すように、トレーニングを積み重ねることで「アイデア体質」が磨かれていきます。社会課題に対して一つの側面だけを見るのではなく、サイコロの目のようにあらゆる方向・角度から多面的に物事を見ていく、いわば「アイデア・ダイス」の着眼が求められます。あたなが掲げるヴィジョンや目標にたどり着く方法は決して一つではなく、無数にあることを表しているのが「百の細道」です。時代と顧客の要望に合わせて、事業やサービスを柔軟に変えていく。アイデア体質は変化対応力にもつながっていることをこのキーワードは教えてくれています。(2021.6.28)


情報分析/谷口正和・ジャパンライフデザインシステムズ

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