パブリックとプライベートの融合が加速していることを表したキーワードです。高度情報社会の到来は、いつでもどこでも誰かと繋がりあえる社会を構築した一方で、個人を守る情報リテラシーが高まり、個人情報保護法までが施行されるなど情報化の社会インフラが整ってきています。しかしながら、AI、IoT 化の波は、人のみならず、物そのものまでもがインターネットを介して繋がりあう時代です。もはやどれだけ個人を守ろうとも、常に個人は広大なインターネットという社会と接点を持ちながら、生活することを余儀なくされています。こうした社会潮流を区分けの世界で捉えていくと、絶望を見るかもしれません。しかし、情報化に寄り添っていくことで、個人が隣人へ、その先にいる隣人へとつながるオープンマインドのリテラシーを身につけられれば、新たなコミュニティの創造へと高まっていきます。あなたの事業では、公私を分けず、ソーシャルアイとして全体と繋がりあうメニューが用意されているのでしょうか。社会とコミットし、次の社会の器として定着させるためのキーワードとして、心に留めておきましょう
谷口正和
2019年2月25日 ジャパンライフデザインシステムズ
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