今回のパンデミックという地球同時体験をはじめ、近年は世界中がボーダレスにつながりあっているという認識がますます強くなっています。例えば、たった一人が発した声であっても、自然環境や個人の自由を守るといった強い思いや願いが込められていれば、それが言葉の矢となって国や地域の垣根を超え地球全土に飛んでいきます。そしてそれが多くの人々の共感や協力を引き連れて、ブーメランのように自らの元へと返ってくる、それがこのキーワードの持つ意味です。結果と原因は密接につながっています。だからこそ理想を実現するために、問われるのは矢を放つあなた自身の思いや行動です。他人や環境のせいにするのではなく、自分自身の中に強い信念があり、そしてそれを実現するための自己投資やトレーニングを積んでおくことが重要です。小さなことでも、まずは行動すること。たとえ最初は願いや思いだけだったとしても、しっかりと自らを磨いていれば、放った矢は現実として戻ってきます。変化の激しい時代において主体的に生きるキーワードとしても「ブーメランの矢」を認識しておきましょう。(2020.08.17)
情報分析/谷口正和・ジャパンライフデザインシステムズ
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