コロナの影響によって従来までの価値観が一気に変化し、あらゆるところで新旧交代のプログラムが加速しています。政治においても安倍首相の辞任表明を受けて新しい内閣が誕生しますが、そうした動向も踏まえた今回のキーワードが「代打のホームラン」です。これまではレギュラーとして前線にいた人も、自分で気がつかないうちに従来のやり方や常識に縛られ、既得権益にしがみついていることがあるかもしれません。だからこそ、既成概念にとらわれない新しい発想を持つ人が表舞台に登場することが求められます。これまで裏で支えてきたからこそ、全体を俯瞰的に見ることができ、それを踏まえて長年屋台骨として蓄えてきた力と、これからの新しいビジョンを融合させていく。情報社会は常に変化の連続であり、逆転の構造を持っています。あらゆる対抗概念は行ったり来たりを繰り返し、過去は未来、未来は過去といったように新旧を入れ替えながら回していくような認識が求められます。あらゆる事業やサービス、そして一人ひとりの生き方にもつながる「継続と変化」のキーワードとして認識しておきましょう。(2020.09.14)
情報分析/谷口正和・ジャパンライフデザインシステムズ
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