熱量格差

「熱量格差」は思いの格差です。何を望み、どんな理想を掲げるか、自身の中の強い思いが軸となり行動として表れていきます。日本は欧米などに比べて熱量を高めるといった行動モデルが弱い傾向にあります。だからこそ、高い熱量を持った人が注目を集め、時代を引き寄せて社会を大きく動かすことができるのです。例えば、先日の選挙で話題となった山本太郎の姿は、まさに「熱量格差」の表れといえます。街頭演説で発せられる彼の本気の言葉に、多くの人が足を止め、耳を傾けました。強い熱量が行動の原動力となり、自身の思いの実現に向けて圧倒的な時間を注入していく。そしてその熱量は周囲に伝播していき、応援やサポートとなってその思いを押し上げていきます。熱量の骨幹になるのは「情報」、そしてもう一つは「考えること」です。高い情報感性によって新しい変化に気づき、それを問題として捉え、なんとか解決したいという思いが熱量になっていく。問題解決のシナリオとなる様々なアイデアもそこから出てきます。自らの存在を社会化させるエネルギーとなるキーワードとして、「熱量格差」を胸に刻んでおきましょう。


ジャパンライフデザインシステムズ

谷口正和

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イマジナスはマーケティングコンサルタントの谷口正和が世の中に溢れる情報をフラットに見渡し、常に社会課題を見つける姿勢持って次なるソーシャルトレンドを見切っていく週刊マーケティングマガジンです。

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