国内でも感染が広がる新型コロナウイルス。後手後手の対策に批判の声が聞かれる状況も踏まえ、今回のケースから「先手」の重要性を学んでおく必要があります。理屈や根拠をいくら並べても、効果的に「先手」を打つことはできません。そこから一歩踏み出して行動を起こす、そのために重要なのが「イニシアティブ・ハビット」先手習慣です。先手、速度、前倒しといった認識を常に念頭に置き習慣化することで、先手体質が身についていきます。このことは、イノベーションを起こすうえでも欠かせない要素です。何か新しい課題を発見した際、じっくりと考え完璧と思える形にしてから始めるよりも、まずはチャレンジすることが重要であり、即行動から学び続けることが求められます。仮に上手くいかなくても、それを糧としながら諦めずに創意工夫をするといった継続性や粘り強さが、前向きな「ポスト失敗観」という発想につながっていきます。誰かの指示で動くことから脱却し、自らの考えや発案によって行動していく。習慣が体質をつくり、あなた自身をつくっていくという理解のもと、今こそ「先手習慣」を強く打ち出していきましょう。(2020.02.25)
ジャパンライフデザインシステムズ
谷口正和
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