外出自粛などによって生まれた時間や状況をいかにして活用していくか、それこそがコロナ時代を生きる私たちに与えられた「ミッションレター」、使命の手紙です。今こそ自らにとって、そして社会にとって何が大事なのかを深く考える機会。事業を継続する中で茫洋として見失いがちですが、そのことに対して意識を向けるべき時であり、外側の表層的な部分ではなく、内側にある本質を見つめ直し変化していくことが求められます。ビジネスにおいても、コンセプトが抜けたまま作業を続けていては、そこから抜け出すことはできません。長く続けているという理由だけで同じこと継続していくのではなく、大切なのは自分が何をしたかったのかということ。一人ひとりが自らと向かい合い、初心に立ち返る必要があります。そのことを見失わず明確にしていれば、従来の仕組みや方法論に縛られることはありません。自分自身が立ち上がったミッションは何だったのか、そしてこれからの地球社会における我々の役割とは何か、社会の礎となり未来の若者たちの背中を押していくためにも、今こそ根源的な問い直しが求められています。(2020.05.04)
ジャパンライフデザインシステムズ
谷口正和
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