アーティスティック・アンサー

多様性の時代と言われて久しい中、その主役になるのは個人です。違いや独自性が重視される社会において、何に問題意識を感じるかは一人ひとり異なり、当然ながらそれに対する答えも異なります。 芸術家や研究者、アスリートのように、自らの興味関心に対して自由に、そして果敢に取り組み、人生の豊かさや幸福といった生き方に対する自分なりの答えを追求していく。それこそが「アーティスティック・アンサー」のもつ意味です。正解のない時代だからこそ、他者とは違う独自のクエスチョン&アンサーが求められ、その濃度を高めるために自己哲学や体験学習が必要になってきます。そして自らのパーソナリティを磨いていくことが、結果として他者への貢献につながっていくのです。100年という時間が与えられ、コロナによって密集からの解散が命じられた今、一人ひとりがより自在になることで、チャンスメーカーとしての可能性はさらに膨らんでいきます。これは事業やサービスにおいても同様です。何をミッションとし、先行性や限定性も含め、どのような独自のアンサーを打ち立てていくか、その本質が問われています。(2020.06.29)

情報分析/ジャパンライフデザインシステムズ・谷口正和

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